こんにちは。
本日は、進行中の店舗内装工事で取り付ける、木製建具枠の加工の様子を紹介します。枠材には桧が指定されています。仕上げは無塗装という仕様なので、待ってましたの手鉋仕上げとさせて頂きました。工場には動力の超仕上げ鉋盤という優秀な機械があるのですが、余裕のあるときはなるべく手で鉋をかけたいというのが私のスタンスです。鉋の調子がでるまで少し時間がかかりましたが、汗だくになりながらも、なんとか合格ラインにのせることができました。仕上がった枠材は、薄いピンク色にさらりとした手触りで、静かに光を放っています。
今回の現場では無垢の化粧物はこの枠材のみ、他の仕上げは建材を素地で使用していくので、どのように調和していくか、あるいは対比となるのか、個人的に楽しみな部分になります。